基本情報
ジンバブエ第2の都市であるブラワヨは、ンデベレ族のホームタウンです。
ブラワヨは、ンデベレの言葉で「虐殺の地」。
ローデシア時代、ンデベレ王国がイギリス軍との戦いの末、占領されたことに由来します。
その後、白人入植者の急増や鉄道の開通とともに発展しました。
現在も、首都ハラレと国内最大級の観光地ビクトリアフォールズを結ぶ中間地点として多くの人が訪れており、
車で30分のところには、同じく世界遺産マトポとカミ遺跡もあります。
その他、ザンビアやボツワナ、そして南アフリカへも鉄道で結ばれており、交通の要地であるとともに、
食品加工・鉄鋼業等が盛んで、商工業の面ではこの国で最も発展しています。
入国・ビザ
日本でビザを申請する必要はなく、空港の入国審査カウンターで入国ビザ(Entry Permit)$30で取得出来ます。
ビザ申請時にパスポートは、残存有効期間が6か月以上、見開き2ページ以上の余白が必要です。
また、入国カードも記入して一緒に提出してください。
機内で配られないこともよくありますが、入国審査カウンターで貰えます。
<ビザ規則>
・ビジネス :30日まで入国許可(Entry Permit)。
・観光 :30日まで入国許可(Entry Permit)、60日延長可(最長90日)。
・労働 :6カ月まで仮雇用許可(Temporary Employment Permit :TEP)、6カ月 延長可(最長12カ月)。
・労働・居住 :12カ月超仮雇用と居住許可(TEP & Resident Permit :RP)。
気候・服装
ジンバブエ(ブラワヨ)は熱帯サバンナ気候ですが海抜約1500mの高地にある為、年間通じて過ごしやすいです。
11~3月の雨季(夏)と5~8 月の乾季(冬)があります。
乾季:乾季は冬にあたり、特に6・7月はフリースやダウンを着るほど冷え込みます。
しかし、日中外に出ると半袖でよいほど暖かいです。
1日の中で寒暖の差が激しいので、外出の際は脱着しやすい重ね着が良いでしょう。
ちなみにこの期間の平均気温は、最低7度 最高20度ほど。
雨季:日中は30度を超すほど暑いです。
しかし、曇りや雨の日はやや肌寒く、長袖が必要なときもあります。
日焼け対策としても、1枚羽織るものがあれば便利でしょう。
また、雷を伴う雨も多いので、外出中は注意してください。
交通・移動手段
ブラワヨ内のの主な交通手段は、タクシーとコンビの2つがあります。
タクシーはタウンのいたる所にいて、目印は車体に「Taxi」の文字です。
初乗り:$2~ ヒルサイド方面(ネスビットキャッスル・ダム等):$5~7
またコンビは、一乗り$0.5(50セントボンドコイン)です。
郊外(中・長距離)へはワゴン車、短距離の場合は、乗用車・コンパクトカータイプが多いです。
乗車時または車内で目的地を告げると、目的またはその付近で降ろしてくれます。
ただ、それぞれの乗り場が中々複雑でわかりにくく、車も既定の定員以上の人数が乗り込むので、
荷物の多い旅行者や観光の方は、タクシー利用が良いでしょう。
銀行・両替
タウン内に多数の銀行・両替所があります。
しかし、現在ジンバブエ全域でUSドル不足のため、現金が引き出しにくくなっています。
ブラワヨでも銀行窓口・ATMで長蛇の列です。国外から来られる方は、事前にUSドルを用意してきてください。
クレジットカード
小さな個人商店以外のほとんどの場所で利用可能です。
例:スーパーマーケット(PicnPay・OKmart・Choppies・Supperなど)
グルメ・宿泊ページで紹介したレストランやホテルなど。
通信・インターネット
SIMフリー携帯・スマホを持っているなら、Netone、Econet、Telecel などの携帯電話会社に行って、
SIMカード($1)を購入す ると利用できます。
SIMカード購入時にはパスポートを提示してください。
また、料金はプリペイドカード方式が主流で、路上のいたるところで$1単位から売っています。
インターネットについても、同じくSIMカードから利用できます。
また、当ページで紹介した殆どのレストランやカフェなどでフリーWiFiが利用可能です。
営業時間・チップ事情
一般的な商店は、平日(月~金)朝8~9:00から夕方16~17:00まで、土曜はお昼まで、日曜は定休のところが
ほとんどです。また、レストランは月曜定休が多いです。
一方、大型スーパーマーケットやファーストフードチェーン店などは、いつでも開いてているようです。
また、ホテルやレストランなどではチップの習慣があります。 レストランでは、代金の5%程度が相場でしょう。
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その他、邦人向けジンバブエ最新情報や渡航関連情報は、
在ジンバブエ日本大使館または外務省 海外安全ホームページをご覧ください。